06/10/24 01:15
Windows Vista

来年発売されるマイクロソフトの次のOSはどうなのでしょうか。Windowsとはもう十数年以上も仕事やプライベートで付き合ってきましたが、バージョンアップのたびにいろいろと悩まされてきました。
Windowsとの付き合いは、Windows3.1用ソフトをPC-9801で開発したのが最初ですが、C言語で初めてのGUIのプログラムをわくわくしたながらコーディングしたものでした。それ以前にはIBMのOS/2というOSのGUI、プレゼンテーションマネージャのプログラムもしていましたが、デザインの美しさはWindowsの方が勝っていました。(もともとWindowsはIBMと一緒に開発)まだこのころは一般ユーザーがあまり Windowsを使っていなかった時代でもあります。(どちらかというとアップルのMacintoshがCD-ROMの先進性をウリに普及してたのではないでしょうか。)
Windows95が発売されたとき、その画期的な機能に飛びつきましたが、今までのマシンでは重過ぎて走らず、しばらくは3.1のまま使っていましたが、ようやく買った新しいマシンでも、いつも使うソフトが不安定でよくフリーズしたことを覚えています。Windows2000からは動作的にはかなり安定しましたが、インターネット使用時のセキュリティ問題が次から次へと発覚しました。今でも直接ADSLモデムでインターネットに接続していると WindosUpdate中に感染します。XPではパーソナルファイウォールでこのあたりが強化されました。ある意味パソコン、インターネットの進化と共にWindowsも進化してきたということでしょうか。
さてVistaではどのような展開になるのでしょうか。機能はもちろんですが、ライセンスやセキャリティ、サポートに関していろいろな情報を聞いた感じでは、ユーザーにあまりやさしくない印象を受けました。再インストール制限、セキュリティベンダーの阻害、従来OSの短いサポートなど、ちょっと押し付けっぽいのを感じます。(だんだん自由度がなくなっていく) またバージョンアップによるビジネスモデルも変わっていません。従来の延長線上にある感じです。
こういった動きをよそにGoogleがインターネット上でいろいろな無料サービスを充実させてきます。ブラウザさえあれば、ワープロもメールもなんでもできるようになるよというもので、新しい方向性を感じます。来年はアップルも新OSのLeopardを発売します。インテルのCPUになって初めての新OS で機能も魅力的です。なんかこのままWindowsのシェアが維持できるのかどうかと疑問に思っているのは私だけでしょうか。
マイクロソフトネタはつきませんが、またおいおい書いていきたいと思います。