07/11/20 01:02
百花繚乱WEBテクノロジー

Webクライアントの技術またサーバーの技術はいろんなキーワードが飛び交い、評価するのも大変ですね。
クライアント側は、Flash,JavsScript,Silverlightあたりがめぼしいところだと思いますが、最近気のおもくむまま評価した感想としては、Silverlightは重い!、JQuery(JavaScriptライブラリ)っていいねぇ、Flashはコンパイルという工程がディメリット!、と思いました。
しかしどれもこれだけでいい、というものではなく、やはり用途によって選ぶ必要があのでしょう。(月並みですが・・)。その中でも一つ気になったのが、ActionScript3.0の処理速度が結構速いということに、いろいろな可能性を感じました。3D処理や音響合成処理等の従来のOSネイティブ環境でやるような、バイナリーレベルの処理が現実的に今のFlashPlayerで動作しているという点に、そのポテンシャルの高さを感じました。
SilverLightがFlashの苦手とするリアルタイムレンダリング処理が得意だとか、ウリにしていた記事も見ましたが、現時点で言えば、ActionScriptで提供されるクラスライブラリの方が十分「現実的」だと思いました。
あとYahooやGoogleもそれぞれにクライアント技術を開発しています。(JavaScriptAPIやASTRA等など)
またサーバー側ですが、これらはASP.NETのようなものや、Java、PHP、Python、Ruby、Perlのよく知られたものなどありますが、それぞれにいろんなフレームワークがあります。YahooはPHP、GoogleはPythonなどがよく使われるといわれますが、フレームワークではRubyも人気です。本当に百花繚乱ですね。
こういった技術の変化が激しい中にありながら、身の回りではどうかというと、ある分野の仕事で結構JavaとOracleという組みあわせで全てを考えるという傾向を感じます。(私の個人的な感想ですが。。)働いているメンバーも、20代はプログラマ30になってSEで現場からはなれ、ワードやエクセルで仕様つくり、40代で管理職、といったスタイルで、果たして今の変化についていけるのだろうかと心配になることもあります。(これも私の偏見ですが。。) 40歳,50歳になってもGパン姿でテクノロジーについて熱く語りながらコーディングするおっさんがいてもいいように思うのですが、なかなか日本では難しいのでしょうか。私の理想はここなのですが。。
また小言はさておき、「リッチクライアント」ということをさかんに言われますが、これは逆に言えば「チープサーバー」につながることだと思っています。画面設計はクライアントで生成して、サーバーは、基本情報のデータをXMLやJSONで返すだけ、といった構成になるのではないでしょうか。
これからのプログラマの役割は、このデータ(コードも)を生成する部分になにかあるような気がします。。