08/07/06 12:04
Adobe Flex3 / LiveCycle

仕事でFlex3をやることになりました。ついに私の身近にもこのようなソリューションを使う仕事が入ってきた、ということは普及してきているのでしょうか。
以前ActionScriptでFlashの開発をやっていたことがあったので、今回紹介をいただいたのですが、そのころとはかなりモノがちがってきています。FlexBuilderで画面作成とActionScriptでのコーディングが切り替えながら簡単にでき、サーバーサイドもAdobeプロプライエタリのLiveCycle、オープンソースのBlazeDSとも一式インストールできる環境があり、あっけないほど簡単に動作しました。これらのサーバーを使用することによって非同期のリアルタイムメッセージ処理、Javaリモートオブジェクトの操作ができ、Flashがブラウザで動作しているにもかかわらず、専用クライアントアプリケーションのようなことができます。Flashは以前から非同期メッセージの機能はあり、私もこれを実現するxmlsocketがあるゆえ、Flashで開発をしていました。(Cometみたいなこと)それにリモートオブジェクトが使えることになりさらに可能性が広がった感じです。サーバーサイドは基本的にJavaですが、PHPでも同様のことができるツールがあります。このあたりオーソプンソースコミュニティとのうまい関係をつくっているように思います。リモートオブジェクトによって、DBの操作までActionScriptでやってしまうと、サーバーサイドのJavaのコーディングを必要としないので、やみつきになりそうです。
まだ経験者が少ないそうですが、この形にはまる業務は結構ありそうなので、これから使われていくような気がします。サポートとかメンテを考えていくと、個人的にはBlazeDSで作り込んでいくのが面白いかもと思っています。今年は新しい技術が多いですが、現場でもちょっとずつ変化してきそうな気配です。