08/10/19 00:48
Processing.js

簡単な数式で、CGを作成できるツールにProcessingがありますが、最近これがJavaScriptでも可能だと知りました。今までも興味がありましたが、JavaAppletでしか動作しないと思っていたので、ちょっと抵抗がありました。しかし私の好きなjQueryの作者が作ったものだということもあって、さらに興味が増し、現在勉強中です。JavaScriptさすが強力です。MSの人がSilverlightのライバルは、FlashではなくJavaScriptだ、と何かの記事で読みましたが、これは的を得ていると思っています。近いうちにこのサイトでもProcessingを走らせたいと思っています。しかしながらProcessing.jsはcanvasタグに書き込むのですが、IEが対応していないので、(IE6で確認)別途Googleが作ったエミュレータが必要なようです。Macをいつも使っている上、WindowsでもFireFoxを使っている身としては、IEはほとんど使うことがなく、かなりマイナーな存在ですが、世間的にはまだナンバーワンのシェアということで、サポートせざるを得ないのが、なんとも面倒なところです。かなり遅いみたいですし。シェアの高いと言われているIE+Flashではなく、WebKitエンジンのブラウザ+JavaScriptというのが、今後のトレンドのような気がします。AdobeもFlash,FlexだけでなくSprayというJavaScriptフレームワークも平行して開発していますし、iPhoneのようなスクリーンタッチデバイスでは、jQueryTouchがすぐにサポートしているみたいですし、今後もJavaScriptの動向は見過ごせませんね。しかし最近iPhoneでブラウジングしていて気になるのが、マウスオーバーを使ったサイトが使えないことです。他の携帯などの端末でもタッチデバイスが増えてくると思いますが、今後はマウスオーバーのサイトは敬遠される傾向になるのかもしれません。一時期SEOに不向きだということでフレームのサイトが少なくなったように、Webサイト作成側もその時々のデバイスやテクノロジーに影響をうけることになるのでしょう。