11/01/31 00:23
映画「ソーシャルネットワーク」

今日ようやく見れました。
青春ラブストーリ映画の主人公になるようなIT会社の創業者って、なんかイケてますね。それだけ若いということですが、それにしてもFacebookはすごい成長です。
Facebookは、iPhoneアプリのサポートで使っていますが、個人的にはあまり使っていません。アプリのサポートで使っているといってもFacebookのファンページが、ログインなしでも閲覧できるということで、告知等に使っているだけです。まちがった使い方かもしれませんが、Twitterとも連動できますし、これがとても便利です。

映画は、単純に面白かったです。これがどこまで事実がわかりませんが、Facebookにはマイナスイメージになる部分もいくつかあるように思いました。しかし創業者のマーク自身は事実でない部分があるとコメントしていますが、強く反論せず許容しているようにも思えます。(社員全員で見に行ったようですから)
Facebookのオープン性がこのような寛容性にもなっているのでしょうか。
しかしアメリカのIT業界の自由な風土は、本当に憧れます。合理性とスピードはとてもかないません。主だったIT企業がアメリカだというのもあたりまえに思えます。ナップスターの創業者シェーンが関わっていたというのは、知りませんでした。彼の存在もアメリカのダイナミズムを感じさせられます。いろんな要素を取り入れ、しかもタイムリー、とてもバランスがとれた作品です。

これを見て何を思うか、やはりこの業界の新しいサービスを考えるとき、はじめから利益を出すことを考えてはじめることは難しいと確信します。TwitterもYouTubeも同じだと思います。まずこれが欲しいから作りたい、これがあると便利だから、面白そうだから作りたい、という動機からサービスを作り出すことなのでしょう。この映画でもスポンサー探しに苦労するCFOと、広告を入れることがクールでないということから拒むマーク、シェーンとの間に資金繰りに関する対立がありますが、これはどのビジネスでも共通することかもしません。しかしギリギリまで踏ん張る努力と思いの強さが最後結果を左右するのかもと思いました。
どこがギリギリで、どこまで本気なのかというのは、なかなか当事者もわかりつらいのですが、しかしそれをジャッジする存在があり、その存在が幸運を与えるのかもしれません。
まだまだFacebookのようなサービスはでてくるのでしょう。ITって面白いですね。