11/03/05 01:01
イノベーションのジレンマ

もう3月に入っていました。やはり2月は年度末の忙しさと日数が少ないせいもありとても早くすぎますね。

さっきWBSで「イノベーションのジレンマ」という本の紹介をしていました。本はまだ読んでいないのですが、Wikipediaとかで調べて、なんとなくわかった気でいます。失敗は成功の元ではなく、成功は失敗の元、というのはよく感じることなのですが、これに近いことなのかもしれないと思っています。

成功体験が邪魔をして守りに入ってしまうがちということですが、これは会社に限ったことではなく、人間ひとりひとり同じことが言えると思います。人はふつうは安泰の生活を求めますので、ある程度成功をおさめたあとは、このまま行ってくれればと願うのかもしれませんが、私のようなフリーランスで働く身としては、このような状況とは程遠く、いつも勉強の連続です。しかし逆にこれがいいのかも、と最近思うようになりました。いつも変化する環境に対応していかなくてはならないので、絶えずアンテナを張って情報を収集し行動を決めていかなくてはなりません。結構大変なのことですが、たくましくもなれます。
また不確定要素が多いので、自分の力ではどうしようもないことにもよく直面したりします。ですので結構運とか信じたりします。基本的に仕事がなくても自分の実力がないとは思わず、今は運が悪いだけ、と考える楽観主義者です。逆に仕事があるときも、自分の実力とは思わず、運がいいだけ、と考えます。こうしておけば落ち込むことはありません^^;
仕事がないときは、ただボーっとしているのではなく、お金にはなりませんがイノベーションを起こせると思えるような仕事に没頭します。何のしがらみがないので、結構面白い発想がでてきます。いつかあたるといいのですが・・

この「イノベーションとジレンマ」を感じる身近なケースとしては、やはりIT業界のめまぐるしい生存競争です。新興企業があっという間にトップ企業に肩を並べてしまうことがざらにあります。
先日オバマ大統領が主要企業のトップと会食した記事を見ましたが、あらためてアメリカという国が世界のITを支配しているなぁと痛感させられました。

http://japan.cnet.com/news/business/20426493/

このメンバーの豪華なこと、思わずうなってしまいます。最近は中国になめられていますが、次から次えと新しいイノベーションを起こす会社が出てくるアメリカは、かならず元に勢いと取り戻すでしょう。

人生いい時もあれば、悪い時もある! これが今日の結論ですね。
おやすみなさいzzzzz...