12/10/10 23:44
山中教授・ノーベル賞受賞

iPS細胞の作製でノーベル賞を受賞した山中教授のインタビューをいろんな番組でやっていますが、これほど身近に感じられた受賞者は今までいなかった気がします。

ノーベル賞といえば、難解な理論や生活とはかけはなれた研究だったりするのですが、今すぐにでも必要とする人が多い再生医療の分野で、実用化に向けて急速に研究が進められているところに、とても関心が高いです。また教授の謙虚で誠実な人柄が、「この人ならやってくれる」という期待感が沸いてきます。本当に人を惹きつける魅力を感じます。

インタビューをきいていると、研究のこと以外にもいくつか興味深いことがあります。研究者の雇用についてのことだったり、実用に向けての強い責任感、またより広く世の中に広めるための独占させないための特許取得など、研究だけのことでなく、今後の展開のビジョンがすばらしいと思いました。

人それぞれ与えられた使命を果たすことが人生だと、つねづね思っていますが、どんな立場であれ、自分の存在が世の中に役にたつよう努力すべきだと、また新たに気づかされました。

とても明るいニュースに感謝いたします。