12/12/27 23:07
Program or Be Programmed

最近Microsoft開発環境の調査をいろいろとやっていますが、プログラム言語C#ほど、多目的に使える言語は今までなかったのではとおどろかされます。
Windowsスタンドアロンアプリはもちろん、ExcelのVSTO、SQLServerのストアドプロシージャ、WebクライアントのSilverlight、WebサーバのASP.NET、シェルでもPowerShellのAdd-Typeによるクラス利用など、
通常違う言語で実装されることが多いこのようなケースですが、ほとんどC#で記述できます。さすがです。

http://wired.jp/2012/12/27/doug-rushkoff-hello-etsy/?utm_source%3dfeed%26utm_medium%3d
「あなたはFacebookの顧客ではない。製品なのだ」

WIREDの記事で、興味深いタイトルなので読んでみましたが、その中に、
『Program or Be Programmed』(プログラムせよ、さもなくばプログラムされる)
という部分がありました。

最近、各種アプリケーションやWEBサービスを使っていて、背後で何をやっているのだろうと、不安になることがあります。
例えば、スタンドアローンアプリでも意図しないネットアクセスをしているケースなどです。
情報を取得にいっているのか、それとも情報を送信しているのか。このアプリのユーザ権限でやれることをすべて疑っていては使えないのですが、そういう気もちになるほど、あらゆるものが複雑化していると思います。
アプリのサンドボックス化の傾向も、今後どんどん進むのではないでしょうか。

この記事で、「エンドユーザ」が存在せず「ユーザ」がいただけだった、という部分、なんか昔のプログラムを楽しんだコンピュータの時代を思い起こさせる面白い表現だと思いました。
冒頭のC#ではないですが、プログラミングによってPCをもっと主体的に使うことが、現在の情報リテラシーを高める役に立つかもしれませんね。