13/04/09 22:18
WindowsXP あと一年

いよいよWindowsXPサポート終了が一年とせまってきました。

「あと1年でサポート終了」、日本マイクロソフトがWindows XPからの移行支援を強化

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130409_595170.html

この記事によると、「国内法人市場におけるインストールベースは現在でも約40.3%、1419万台(2012年11月現在)という膨大な数」とのことですが、体感的にもっとあるような気がします。名古屋という土地柄もあるのでしようか、製造業を中心に過去のWebアプリとの互換性をとるために使いつづけられています。XPというよりもIE6を使うという目的のためかもしれません。
本当にあと一年で、バージョンアップできるのかどうか、疑問に思えてきます。しかし大企業に右ならえのスピードが速いので、意外とできるのかもしれませんが・・(サービス改修の仕事増えたりして)

開発者としては、WebアプリのIE6対応がなくなることは、喜ばしいことでしょう。JavaScriptでの開発で、これが予期しないコストとなることが多々あるからです。
それはそれとして、2001年に発表(ウィキペディアより)されたOSが2013年になってもまだ現役というのは、この移り変わりの激しいIT業界にあって、すごいことだと思います。イノベーションのウェイトがOSよりも、その上のレイヤーにうつってきているからなのでしょうか。

ネットにつなげるゆえXPだと危険性があるということですが、今後もネット環境で使う端末には、このようなバージョンアップによるコストはあたりまえのようになってくると思われます。これは買ったらずっとそのまま使い続ける、という性格のプロダクトではなく、サブスクリプションのような継続的にコストがかかる性格のものになってくるのではないかと予想しています。

固定化したプロダクトではなくネットのつながったサービスの一部となっていくのかもしれませんね。