13/07/11 00:02
Windows8.1のこれから

先日これをインストールして少し使いましたが、8.1との違いはそれほど感じられませんでした。
0.1という小さいバージョンアップなので当然ですが、この0.1のバージョンアップを製品名に使ったのは、Windows3.1以来ではないかと思います。
Windows3.1といえば、DOS(CUI)からWindows(GUI)へ、キーボードからマウスへ、多くのユーザが、PCの使い方を変えようとしていた時期にあたります。
そして、今回のWindows8.1は、PCからタブレット、マウスからタッチパネルへと使い方を変わる時期にきているといえるでしょう。
OSもWinRTという新しいAPIをのせてきています。Windowsストアアプリというものがこれを使って開発されます。当然このアプリは従来のWindowsでは実行できません。Silverlightは廃止に向かうような気配、.NETフレームワークはそのまま?、クライアントアプリは何で作るのが正なのか、といろいろ迷うところです。、
この変化は、ここ最近のWindowsではとても大きいといえます。この変化はなぜ起きたのか、ある意味自然な流れに見えます。

タブレット->タッチ->フルスクリーンアプリ(ストアアプリ)
PCやマウスはもうレガシー->タッチやジェスチャーが新しい->タブレット
強固なセキュリティ->よりシンプル(/クラウド)で新しいAPI->WinRT(ストアアプリ)

たくさんのウィンドウを出して、マウスでドラッグ&ドロップをして、複雑なアプリケーションを操作するといったことに慣れてきましたが、すべてのアプリにこの操作は必要かといえば、そうではありません。シンプルなものはシンプルに使うことによって、システムやハード自体もシンプルになりコストも消費電力も下げる、というのが、最近の大きな流れなのでしょう。
ユーザへの浸透具合をみながら、変化の速度を調整してくるような気がします。

それから8.1と同時期にプログラム開発ツールVisualStudio2013が2012から一年もたたず発表されたもの驚かされました。
これは過去なかったことです。8.1のバージョンアップとあわせて考えると、外見的にはあまり大きな変化はなくとも、内部的には大きな調整が行われているのではないかと思われます。

最近Appleがフラットデザインを採用、そしてGoogleはゲーム開発をするというニュースがありました。これだけみているとMicrosoftの後を追っていように見えます。
とにかくいろいろホットなことが多いので、この先も注視していきたいと思います。

しかしはやく日本で、WindowsPhone8を出して欲し~