14/11/13 22:19
コードは世界を変える

さまざまなアプリケーション、ゲーム・音楽・映像作品、コミュニケーション、インターネットサービス、3Dプリンタ作品、ITが担う役割の急激な拡大に伴って、プログラミング教育の必要性について、最近国内、海外問わずとても盛んに論じられています。
ちょっと前、アメリカのオバマ大統領がプログラムを書くことの必要性を話していたとき「なんで大統領がこんな話を」、と思っていましたが、ノーベル賞受賞者のマララも呼びかけているという記事を見て、社会的に重要性を増しているのだと認識を新たにしました。

ノーベル平和賞受賞のマララさん、世界中の女性に “Hour Of Code”[1時間のプログラミング]への参加を呼びかける
http://m.jp.techcrunch.com/2014/10/14/20141013nobel-peace-prize-winner-malala-yousafzai-urges-girls-to-participate-in-code-orgs-hour-of-code/?icid=tc__art&

今はオープンソースで何でもそろい、インターネットがあれば何でも調べられます。
その気があればコンピュータサイエンスのみならず、高度の教育を投資金額がほぼゼロで修得することが可能な世の中です。
タイムリーなことに本日Microsoft Visual Studioが無料で、.NETフレームワークがオープンソースで提供というニュースがありました。

ちょうどこの仕事を始めたころ、まだUnixのようなOSに触れる機会もなく、PCもプログラムを開発すためのコンパイラー等も大変高価なものでした。情報も最新のものとなると、英語の書籍しかなかったり(インターネットがなかった)、しかもごく少量でした。
今、人類史上かつてないほどの恵まれた学習環境にあるのではないでしょうか。膨大な情報への高速アクセスは、専門知識の修得を短時間で可能にしてくれます。
教育だけでなく世界中のコミュニケーション人とのコミュニケーション、異なる文化の理解が簡単にできる環境は、世界を変えることになると昔から言われていますが、最近は実感することが多いです。
「いい時代に生きている」

まだまだ楽しいことありそうです。